達磨蕎麦打ち講習会高橋邦弘

 日本一のそば打ち名人と認識し、私の指南役になっている高橋邦弘氏が函館にきました。我が会のメンバー16名で参加してきました。ビデオで見るのと同様、正確で速く、まさに日本一の蕎麦打ちの技を披露してくれました。
 蕎麦は2枚いただきましたが、少し細い気がしましたが食べやすい蕎麦でした。
 
 幌加内新蕎麦まつりの会場で、会津の蕎麦打ち名人「唐橋さん」が蕎麦打ちの実演をしていました。ごらんのように駒板が斜めになっています。曲がっていく癖があるのでしょう。
 
 会場で食べたのは「常陸秋そば」、「会津」。どれもコシがあり美味しかったです。
 浦臼町の「牡丹蕎麦祭り」に蕎麦打ちをやる札幌の弟と家内の3人で出かけました。
 今回の目的は「牡丹蕎麦」を堪能することと、蕎麦打ちの技を学ぶことです。 蕎麦打ちは裏手のプレハブでやっていました。北のそば屋さんの著者「
渡辺克己さん」も打っていました。
 
収穫は、幌加内の蕎麦祭りで素人蕎麦打ち名人になった渡辺 清さんの実演が見られたことです。見事な技を披露してくれ、大変参考になりました。

平成13年…●鹿追蕎麦祭り


 蕎麦打ち実演は、「西上農園」の方のそば打ちを拝見。西上の打ち手は札幌新蕎麦祭りで拝見している方だった。女性の方の切りはとても上手でした。
 
新得の「そばの館」に立ち寄り、食味と職人の蕎麦打ちを窓越しにじっくり見学しました。のしが参考になりました。

          ●札幌新蕎麦祭り(パークホテル)

 
 準備のための蕎麦打ち、「幌加内、新得、鹿追、札幌」のそば打ち同好会の人々の蕎麦打ちを見学。今年はたっぷりと3時間程も見させてもらいました。自分の打ち方と比較しながら、打ち手の方に問いかけながら勉強させてもらいました。特に、幌加内の方々の技が素晴らしいので大変参考になりました。

 また、蕎麦粉や打ち粉、かつお節、前掛け、そば打ち道具も各種展示即売されていますので、私にとっては価値ある蕎麦祭りです。麺棒と打ち粉、集めへら、こま板などを購入しました。特に、麺棒は素 晴らしいもので、紋別の「光工房」の方が製作した品です。でも、この鈴木さんは無愛想で、応対の感じが良くありません。また、値引きも一切しません。職人肌タイプと言うのでしょうか。

 平成12年…●幌加内新そば祭り

 
 大雨で通行止めも出る中参加しました。
 素人蕎麦打ち人選手権や会場裏の文化センターでの準備の蕎麦打ちをたっぷり見学しました。幌加内高校の生徒やそば打ち素人選手権に出場する人たち、出店を依頼された各地の同好会の人たちが、十数台のそば打ち台を使って打っています。そば打ちをやる者にとっては、技術を学ぶためには最高の場だと思います。
 会津の山都町の方の蕎麦打ちは見事な技を披露していました。10割蕎麦は、熱湯でしかも機会を使って練りまでやるとの事で、その実演も見ました。

           ●札幌新蕎麦祭り(プリンスホテル) 

 
 ジャランでこの催しを見たのが偶然に所用で札幌に行く日でした。少し早めにホテルに到着して会場裏手に行ってみると蕎麦祭りのために打つので、次から次と打ち続けます。幌加内の名人が二人がかりで、手作りの特殊な練鉢で4キロを打ったのは圧巻でした。
  蕎麦は江丹別、新得、幌加内、鹿追と北海道の有名産地のもので、しかも石臼挽き。どれもコシがあり美味しく、産地による顕著な違いを実感することは出来ませんでした。

      

そば打ちの哲学 石川文康〜ちくま新書

 ・第一章 そばを打つ ・第二章そばつゆを仕込む ・第三章自分で粉を挽く ・第四章趣味としてのそば、からなる第一部、そして、各地の隠れたそば店などを訪れたエピソードなどを綴っている第二部。
 お薦め そば打ちに興ずる者にとっては、一気に読み通してしまうほど魅力がある一冊である。一読の価値があると思う。
蕎麦屋のしきたり 藤村和夫〜生活人新書・・・NHK出版

 ・元蕎麦屋の店主の著、蕎麦作りの技術に関する話題は少ないのが物足りない気がするが・・・。
 蕎麦の歴史や文化に関する記述は参考になる。
男のためのそば打ち入門成田重行
 ・1999.2月・・・NHK教育テレビで放送された。全部で8回にわたって、そば打ち全般に係った内容でした。

 私の蕎麦打ちの最初の指南役の本です。今は廃 版になっています。
こだわりのそば打ち入門唐橋宏・成田重行
・ご存知の方も多いことと思いますが、会津若松市内に手打ちそば店「会津桐屋」を営む唐橋氏は、技術指導など幅広く活躍している。
この本は技術面はもとより、そばに関する知識を得る上でも大変参考になる。オススメの一冊。もう既に、数回目を通している。

 
達人そば打ち指南高橋邦弘
 ・日本一のそば打ち名人といわれている高橋邦弘氏のそば打ちの様子が詳細に紹介されている。水を一気に98パーセント入れて水回しをするなどは、短時間で打つためには是非取り入れたい。
  お薦め 参考になる内容が豊富である。
そば打ちの本ー蕎麦さろん:編ー
 ・シリーズとして三巻発行されている。一はそば粉からそばつゆまで。二は郷土のそばを食べる、つなぎのいろいろ。三はそば粉の謎。
 この三巻を読めば、ほとんどそば通になれるでしょう。それだけ
内容が充実しているし、日本各地のそば処の記事も豊富である。

 このシリーズ本も、数回読み返している。これからも読み続けると思う。
男がつくる手打ち蕎麦入門小張勝朗
ご存知、本むら庵三代目の小張氏の打ち方が達意の蕎麦打ちとして紹介されている。水回しで、水を数回に分けて入れるやりかたである。
OYSYそばー柴田書店ー
日本全国の郷土そばと、上野藪そばの鵜飼良平、布恒更科の伊島節、巴町砂場自由が丘店の萩原昭、一茶庵の片倉敏雄、翁の高橋邦弘、本むら庵の小張勝朗、星月の諸星二朗、蕎仙坊の斎藤親義。そうそうたるメンバーのそれぞれのそばの打ち方と汁が紹介されている
 

北のそば屋さん続北のそば屋さん・北のそば  渡辺克己

 著者の渡辺さんは北海道蕎麦文化への思いが強い方です。浦臼牡丹蕎麦祭りや札幌新そば祭りでも言葉を交わしていたが、今回は蕎麦打ちをしていて、私は切らして頂いたが、「商売が出来るね」との評価を頂きました。
 北海道各地の名店と、その店の特色が紹介されている。

            

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